【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 東宝、アークス、コーナン　(10月13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月9日から13日の決算発表を経て14日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　アークス <9948>
　16年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比0.1％増の76.5億円となり、従来の0.6％減益予想から一転して増益で着地。

★No.3　コーナン <7516>
　16年2月期第2四半期累計(3-8月)の経常利益(非連結)は前年同期比1.0％増の75.5億円となり、通期計画の100億円に対する進捗率は75.6％に達し、5年平均の64.4％も上回った。

★No.4　進和 <7607>
　15年8月期の連結経常利益は前の期比42.0％増の33.2億円に拡大し、16年8月期も前期比6.9％増の35.5億円に伸びる見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<9948> アークス 　　　東１　　 +7.93 　 10/13　　上期　　　　0.08
<8175> ベスト電 　　　東１　　 +7.03 　 10/13　　上期　　　 -7.63
<7516> コーナン 　　　東１　　 +6.17 　 10/13　　上期　　　　1.00
<7607> 進和 　　　　　東１　　 +3.56 　 10/13　本決算　　　　6.93
<9602> 東宝 　　　　　東１　　 +2.32 　 10/13　　上期　　　 29.82

<2796> ファマライズ 　東１　　 +0.16 　 10/13　　　1Q　　　 61.00

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース