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【市況】東京株式(寄り付き)=欧米株安受け下値模索で始まる

 14日の東京株式市場は売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比128円安の1万8106円と続落。依然として国内の買い手掛かり材料に不足するなか、前日の欧米株安の影響からリスク回避の動きが先行している。前日の米国株市場ではNYダウなど主要指数が揃って下落、世界景気減速懸念が再び重荷となってきた。前日発表された9月の中国貿易統計での輸入減の影響が尾を引いており、きょう取引時間中に発表される9月の中国消費者物価指数などの経済指標を横にらみに引き続き神経質な相場展開を強いられそうだ。シカゴ日経平均先物12月物の清算値は1万8000円トビ台まで水準を切り下げており、これに追随する格好で場合によっては1万8000円大台攻防となる可能性もある。寄り付き時点で業種別では33業種中、紙パルプ、医薬品を除き安く、値下がりで目立つのは鉄鋼、石油、その他金融、機械、卸売など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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