【市況】【今日の相場見通し】本日の予想レンジ 18,000円~18,300円
米ダウ平均は、注目の中国9月貿易統計で輸入が大幅に減少している点から、同国の景気減速懸念が再燃し反落。その影響でシカゴの日経平均先物も、大証の終値に比べ(日中比)115円安(円建)と値下がりして取引を終えていることから、東京市場の朝方は売り先行から下落しての取引開始となりそうだ。
一巡後は、目立つ買い材料が見当たらない中、国内外の企業決算を控え、積極的なポジションを取り難いことから、方向感が乏しく上値の重い値動きが想定される。ただ、今月下旬に行われる中国全体会議における政策や、日本の金融政策会合での緩和期待は依然大きいだけに、底割れするような売り込みは回避される見込みで、18,000円の大台は維持されそうである。
テクニカル的には、直近安値(16,901円)からの反発も、本日の取引ではこれまで下値を支えてきた5日移動平均線(18,274円前後)を割り込む公算が大きいことから、ここからは小さな調整の中で2番底を探す展開が推測される。但し、上海総合指数はしっかりした値動きから3,000ポイントを維持しており、NYダウ平均も今年最長値上がりを記録するなど、過度な不安感は後退しつつあることから、18,000円大台近辺は少し拾ってみたい局面だ。
新興市場のジャスダック平均は、個別物色により逆行高を演じ、強硬な抵抗線である200日移動平均線を上回ってきた。本日の取引でローソクの実体(始値と終値の両方)での浮上を果たすようなら、2,600ポイント台回復は早そうである。マザーズ指数は今しばらく、ボリンジャーの+1σ(799ポイント前後)~+2σ(825ポイント前後)のレンジ内取引が続きそうだ。
本日の予想レンジ 18,000円~18,300円(ストック・データバンク 編集部)
一巡後は、目立つ買い材料が見当たらない中、国内外の企業決算を控え、積極的なポジションを取り難いことから、方向感が乏しく上値の重い値動きが想定される。ただ、今月下旬に行われる中国全体会議における政策や、日本の金融政策会合での緩和期待は依然大きいだけに、底割れするような売り込みは回避される見込みで、18,000円の大台は維持されそうである。
テクニカル的には、直近安値(16,901円)からの反発も、本日の取引ではこれまで下値を支えてきた5日移動平均線(18,274円前後)を割り込む公算が大きいことから、ここからは小さな調整の中で2番底を探す展開が推測される。但し、上海総合指数はしっかりした値動きから3,000ポイントを維持しており、NYダウ平均も今年最長値上がりを記録するなど、過度な不安感は後退しつつあることから、18,000円大台近辺は少し拾ってみたい局面だ。
新興市場のジャスダック平均は、個別物色により逆行高を演じ、強硬な抵抗線である200日移動平均線を上回ってきた。本日の取引でローソクの実体(始値と終値の両方)での浮上を果たすようなら、2,600ポイント台回復は早そうである。マザーズ指数は今しばらく、ボリンジャーの+1σ(799ポイント前後)~+2σ(825ポイント前後)のレンジ内取引が続きそうだ。
本日の予想レンジ 18,000円~18,300円(ストック・データバンク 編集部)