【特集】テクノスジャパン Research Memo(5):上場来最高の経常利益、業界最高水準の利益率維持を見込む
■AI・IoT市場を牽引、東証1部昇格のテクノスグループ、先見性のあるビッグデータ戦略
(5)今期の業績動向
2016年3月期は、売上高で前期比12.7%増の4,614百万円、営業利益で同13.0%増の500百万円、経常利益が同9.2%増の504百万円、当期純利益が同16.1%増の331百万円と予想されている。上場来最高の経常利益、業界最高水準の利益率は維持する。引き続き既存顧客の深耕と新規顧客の開拓とともに、既存のERP事業に加え、ビッグデータ関連ビジネスの拡大に尽力する。ビックデータ事業はデータサイエンティスト60名規模、売上高500百万円まで拡大を予定している。
テクノスジャパン<3666>ではビックデータ事業のロードマップとして、2016年3月期でデータサイエンティスト100名規模、売上高1,000百万円までの拡大を示している。異分野データを連携して産業変化を起こすプラットフォーマーを志向、統計数理モデルを使用した製品を欧米市場に提供、オムニチャネル型コマンドセンターの開設などがメインテーマになる。
(執筆:フィスコアナリスト)
《HN》
提供:フィスコ