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2015年10月13日15時42分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):JR東海、アスクル、ニプロ、竹内製作所

■リンガーハット <8200>  2,513円  +27 円 (+1.1%)  本日終値
 リンガーハット<8200>が反発。同社が9日取引終了後に発表した15年3~8月期の連結決算は、売上高が前年同期比8.9%増の201億8500万円と増収を確保し、最終利益は同5.5倍となる6億6100万円と高変化を示した。原材料高デメリットは主力のちゃんぽんなどの商品値上げで吸収、顧客ニーズをとらえ既存店の売り上げが好調に推移したほか、減損損失の減少も寄与した。最終利益は上期として過去最高を更新し、株価も好決算を評価する格好で買いが先行している。通期業績見通しは据え置いているが、最終利益の通期予想に対する進捗率は60%に達しており、増額期待も浮上しそうだ。

■JR東海 <9022>  20,525円  +190 円 (+0.9%)  本日終値
 JR東海<9022>が逆行高。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、直近半年間の株価パフォーマンスは中央リニア新幹線の建設コスト高騰懸念により対TOPIXでも対鉄道株でも大きく劣後してきたと指摘。それでも、今後の建設資材の価格下落や建設セクターの人件費高騰緩和の動きを受けて、中央リニア新幹線への設備投資額上振れ懸念は徐々に解消されると見て、東海道新幹線の利用客は引き続き前年比4~5%程度の伸びを示すなど「極めて堅調」と評価。レーティング「オーバーウエイト」、目標株価2万9160円を継続している。

■アスクル <2678>  4,525円  +40 円 (+0.9%)  本日終値
 アスクル<2678>が逆行高。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、現時点でLOHACOの収益性に対するネガティブな見方は変わらないとしながらも、株価は16年5月期第1四半期の好調な決算に加え、堅調なLOHACOの月次売上高のモメンタムを織り込むと予想。レーティングを「アンダーウエイト」から「ニュートラル」に、目標株価を3000円から4100円に引き上げている。

■ニプロ <8086>  1,247円  +5 円 (+0.4%)  本日終値
 大和証券の日本株投資戦略では、低インフレ率を主因に米国の利上げ時期は後ズレの公算が高いと見るも、2016年末までに2~3回利上げをすると予想。日銀は17年4月の消費増税を勘案すれば、異次元緩和が長期化する公算が大きいとの見方で、経済見通しの下方修正などで年内に追加緩和の可能性が高いと解説。日経平均は15年末に2万円を目指し、16年夏場には参院選に向けて2万2000~2万3000円になると予想。個別では、ニプロ<8086>をモデルポートフォリオに新規採用、浜松ホトニクス<6965>を除外している。

■竹内製作所 <6432>  2,057円  -225 円 (-9.9%)  本日終値  東証1部 下落率3位
 竹内製作所<6432>が大幅続落。前週末9日の取引終了後、16年2月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の750億円から820億円(前期比17.3%増)へ、営業利益を同125億円から145億円(同36.9%増)へ、純利益を同79億円から88億円(同14.4%増)へ上方修正したが、材料出尽くし感から売りが優勢となっている。上方修正は、米国や欧州での建設機械の販売が期初計画を上回る見通しであることが要因。一方、上期に対して円高を予想し、為替差損を見込んでいるため、純利益の修正幅は営業益に対して縮小しており、これも弱材料視されているようだ。なお、第3四半期以降の想定為替レートは、1ドル=115円、1ポンド=176円、1ユーロ=128円、1人民元=18.3円としている。

■東芝機械 <6104>  391円  -41 円 (-9.5%)  本日終値  東証1部 下落率4位
 9日、東芝機 <6104> が16年3月期の連結経常利益を従来予想の72億円→45億円に37.5%下方修正。従来の10%増益予想から一転して31.2%減益見通しとなったことが売り材料。中国、東南アジア諸国の経済減速の影響で、売上が計画を下回ることが響く。価格競争の激化や原価低減の目標未達なども利益を圧迫する。

■パソナグループ <2168>  939円  -83 円 (-8.1%)  本日終値  東証1部 下落率5位
 9日、パソナG <2168> が決算を発表。16年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益が前年同期比10.5%減の2.5億円に減少したことが売り材料。人材派遣サービスや委託・請負サービスなどの業績が好調で、8.8%の増収を達成したものの、持分法適用会社の投資損失が増加したことが利益を圧迫した。上期計画の12.3億円に対する進捗率が20.8%にとどまったことを嫌気する売りも向かった。

■ディップ <2379>  2,112円  -159 円 (-7.0%)  本日終値  東証1部 下落率9位
 ディップ<2379>が大幅安。同社は9日取引終了後に、16年2月期第2四半期累計(3~8月)の単独営業利益が29億2300万円(前年同期比65.0%増)になったと発表。ただ、9月11日に発表した修正値と同じだったうえ、通期見通しを従来計画で据え置いたことが失望売りにつながっているようだ。売上高も9月11日の修正値と同じ123億7200万円(同36.7%増)で着地。アルバイト求人情報サイト「バイトル」および派遣求人情報サイト「はたらこねっと」を運営するメディア事業の売上高が109億1000万円(同41.4%増)に拡大した。

■ワキタ <8125>  1,025円  -75 円 (-6.8%)  本日終値  東証1部 下落率10位
 ワキタ<8125>が安い。同社は9日取引終了後に、16年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算を発表。営業利益は39億400万円(前年同期比13.9%減)となり、第1四半期時点の計画値(45億5000万円)から下振れした。売上高は従来計画305億円を下回る292億500万円(同1.1%増)で着地。商事事業や不動産事業の売り上げ拡大で増収を確保したものの、利益面では賃借料などの売上原価や販管費の増加が重荷となった。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

■ダイハツ工業 <7262>  1,495円  -76 円 (-4.8%)  本日終値
 ダイハツ工業<7262>が大幅反落。欧州大手証券では、国内軽自動車市場の回復は遅く、新型車Castの寄与度も限定的と指摘。同社軽自動車販売見通し63万台に対し60万台程度まで下振れる可能性があるとの見方で、収益、配当を含め、市場目線がもう一段切り下がる公算が大きいと解説。16年3月期営業利益予想を1000億円から830億円(会社予想は1000億円)に引き下げ、レーティング「アンダーパフォーム」を継続。目標株価を1500円から1250円に引き下げている。

●ストップ高銘柄
 リアルコム <3856>  310円  +80 円 (+34.8%) ストップ高   本日終値
 DMP <3652>  2,095円  +400 円 (+23.6%) ストップ高   本日終値
 インスペック <6656>  608円  +100 円 (+19.7%) ストップ高   本日終値
 宮越ホールディングス <6620>  573円  +80 円 (+16.2%) ストップ高   本日終値
 アイリッジ <3917>  5,040円  +700 円 (+16.1%) ストップ高   本日終値
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 第一中央汽船 <9132>  1円  0 円 (0.0%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

株探ニュース

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