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2015年10月13日14時59分

【経済】中国:廃校利用の電子機器工場で大爆発、実態は「火薬庫」


天津市の化学薬品倉庫で起こった巨大爆発事故が人々の記憶に新しい中国だが、安徽省合肥市肥西県の廃校でも先月20日、校舎の屋根を吹き飛ばすほどの大爆発が発生していたことが分かった。廃校は改修され、電子機器工場という触れこみで稼働していたが、この爆発で、危険な「電気雷管」の製造工場だった事実が露見したという。中安在線が8日付で伝えた。
近隣住民などによると、廃校になった小学校は、数年前、地元住民の男によって借りあげられ、改修後、電子機器工場に転用されたという。しかし、関係者以外の立ち入りは一切禁じられ、顔見知りの隣人も中へ入ることは許されなかった。
9月20日午後2時前後、校舎の屋根を吹き飛ばす大爆発が起こり、白煙が噴き上がった。爆風で、現場から数百メートル離れた家屋でさえ、窓ガラスが震え、土壁が剥がれ落ちたという。
警察の現場検証により、校舎跡から多数の電気雷管が発見され、爆発はその引火によるものと断定された。近隣住民はこのときはじめて電子機器工場と思っていた廃校が、実は危険性の高い「火薬庫」だったことを知った。引火を免れた電気雷管は後日、爆破物処理班によって地面に穿たれた数本の深い穴に放りこまれ、意図的に爆発させ処理されたが、その量は、数日間にわたって爆発音が続くほどだったという。
逃亡した男と仲間3人は同月29日未明、山西省で身柄を拘束された。また同時に、同省で発見された隠れ家から、新型電気雷管50万本余りと、大量の未完成品が押収されている。警察は現在も、電気雷管の製造方法や流通経路について、捜査を続けている。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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