市場ニュース

戻る
 

【市況】東京株式(前引け)=手掛かり材料難で利益確定の動き優勢

 13日前引けの日経平均株価は前週末比172円安の1万8266円と反落。前場の東証1部の売買高概算は10億9407万株、売買代金概算は1兆1549億8000万円。値上がり銘柄数は779、対して値下がり銘柄数は992、変わらずは128銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、利益確定の売りが優勢となった。前日の米国株市場ではNYダウが7日続伸となったものの、それに先立つ欧州株は総じて軟調で方向感を欠いているほか、きょうの中国・上海株市場も弱含みで推移しており、買いの手掛かり材料に事欠く展開。日経平均寄与度の大きい値がさ株が売られていることや、原油安を背景に資源関連株などの下げが全体の足を引っ張っている。
 個別ではファーストリテ<9983>が大幅安、三井住友<8316>など銀行も安い。竹内製作<6432>が大幅安、日東電<6988>、国際帝石<1605>の下げも目立つ。富士重<7270>が堅調、JAL<9201>も上昇した。サカタのタネ<1377>が大きく買われ、パイオニア<6773>も物色人気。ヒトコム<3654>、ライオン<4912>も高い。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均