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【材料】ジェイコムHDが値上がり率トップ、総合人材サービス事業で適正利益での受注が大幅に拡大

 ジェイコムホールディングス<2462>が出来高を伴い急伸。買い気配スタートし、前週末比300円(29.4%)ストップ高水準の1319円で寄り付いた。その後は上げ幅を縮小しているものの、東証1部の値上がり率ランキングでトップ。9日引け後、16年5月期通期の連結業績予想を上方修正しており、好感した買いを集めているようだ。
 営業利益は従来予想の7億円から9億8000万円(前期比2.1倍)へ、純利益は4億5000万円から16億5000万円(同5.0倍)へ引き上げられた。サクセスホールディングス<6065>の連結子会社化に伴い、投資直後の体制整備などにかかる初期費用の一部が特別損失での計上となる見込みとなったほか、段階取得に係る差益を12億3000万円計上したことから、利益が計画を大きく上回る。このほか、総合人材サービス事業で、適正利益での受注が大幅に拡大したことも寄与する見通し。
 同時発表の16年5月期第1四半期(6~8月)の連結決算は、売上高が前年同期比18.3%増の51億6500万円、営業利益は同2.9倍の2億8500万円で着地した。
《MK》

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