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【市況】東京株式(寄り付き)=米株続伸歩調も利益確定売り優勢

 13日の東京株式市場は売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前週末比103円安の1万8335円と反落。前日の米国株市場はNYダウが7日続伸と戻り足を強め、利上げの後ずれ観測を背景とした流動性期待が株価を後押ししている。しかし、今週以降は米主要企業の決算発表が相次ぎ、ドル高による輸出採算の悪化や中国景気減速の影響の見極めから神経質な相場展開が予想されるだけに、東京市場もその余波を受ける可能性がある。国内では足もと買いの手掛かり材料に乏しく、外国為替市場の動向やここ上昇基調にある中国・上海株の動きなどを横にらみに利益確定の売りをこなす展開にある。寄り付き時点で業種別では33業種中、11業種前後が高く、値上がり上位に空運、保険、水産、海運、その他製品など。値下がりでは鉱業、石油、卸売、紙パルプ、輸送用機器など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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