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【市況】企業業績見極めか、運輸関連などは伸び悩みも


『米株式市場』

 9日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は33.74ドル高の17084.49、ナスダックは19.68ポイント高の4830.47で取引を終了した。昨日のFOMC議事録を受け、年内の利上げ観測が後退したことから買いが先行した。
 
 本日12日のNYダウはもみあいか。年内利上げに対する懐疑的な見方が増えており、株式相場の下支え要因となっている。ただし、有力な手掛かり材料は不足していることや7-9月期決算内容を見極めたいとの思惑から、本日も手控えムードが続くことになりそうだ。
 
 セクター別では、9日に上昇したテクノロジー・ハード・機器や運輸などは本日の取引で伸び悩む可能性がある。9日の取引で売られたアパレルのギャップ(GAP)や電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は本日も軟調推移か。収益改善への期待は後退しており、上値の重い展開が予想される。

《TY》

 提供:フィスコ

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