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2015年10月12日17時30分

【市況】12日の中国本土市場概況:上海総合指数は上昇、追加緩和期待が相場を押し上げる


12日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比104.51ポイント(3.28%)高の3287.66ポイントと4日続伸した。節目の3200ポイントを回復して引けるのは9月11日以来、約1カ月ぶりとなっている。上海A株指数は109.37ポイント(3.28%)高の3443.41ポイントで引けた。外貨建てB株相場も上昇する。上海B株指数が12.78ポイント(3.99%)高の332.84ポイント、深センB株指数が29.04ポイント(2.62%)高の1136.05ポイントで引けた。

緩和期待が相場を押し上げる。中国人民銀行(中央銀行)が10日、これまで山東省と広東省で試験的に実施していた「貸付資産担保再融資制度」について、導入エリアを拡大すると発表したことがポジティブ材料となった。「新たな金融緩和ツール」と報じられ、一部では「中国版QE(量的緩和)」と指摘する声も上がっている。

中国共産党の重要会議である第18期中央委員会第5回全体会議(5中全会)の開催を控え、政策期待が強まっていることも支えだ。上海総合指数は先週末の2営業日で4%超も上昇しているため、朝方は上値の重さが目立っていたものの、徐々に上げ幅を広げ、中盤から一段高となった。

幅広い銘柄が物色される。なかでも、インフラ関連銘柄の上げが目立つ。鉄道車両の中国中車(601766/SH)が5.5%高、発電設備の東方電気(600875/SH)が5.1%高、ゼネコンの中国交通建設(601800/SH)が4.9%高で引けた。資源素材株や不動産株、自動車株も高い。発電や水道の公益株、ITハイテク関連株も急伸した。時価総額上位の金融株もしっかり。
【亜州IR】

《MK》

 提供:フィスコ

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