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【通貨】10月9日のNY為替概況


 9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円35銭から120円20銭へ軟化し120円25銭で引けた。

米国の8月卸売在庫・売上高、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した9月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を受けて早期利上げ観測が後退したことを背景にしたドル売りに上値が限定的となった。

ユーロ・ドルは、1.1335ドルまで下落後、1.1387ドルまで上昇し、1.1355ドルで引けた。ドラギECB総裁が声明の中で、「成長見通しリスクは依然、下方」でECBが量的緩和(QE)の規模、期間、構成変更が可能であり、利用可能な全ての手段を活用する用意があるとしたため、ユーロ売りが再燃。ユーロ・円は株式相場動向に連動し136円35銭から136円96銭まで上昇した。

ポンド・ドルは、1.5353ドルから1.5300ドルまで下落した。

ドル・スイスは、0.9587フランから0.9629フランへ上昇した。



【経済指標】・米・9月輸入物価指数:前月比?0.1%、前年比‐10.7%(予想:-0.5%、?11.2%、8月:?1.6%←-1.8%、?11.3%←‐11.4%)・米・8月卸売在庫:前月比+0.1%(予想:0.0%、7月:-0.3%←-0.1%)・米・8月卸売売上高:前月比-1.0%(予想:-0.4%、7月:-0.3%)

《KY》

 提供:フィスコ

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