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【市況】NY原油:反発で49.63ドル、中東地政学的リスクやドル安で買い勝る


NY原油は反発(NYMEX原油11月限終値:49.63↑0.20)。50.28ドルを高値に、いったん49.17ドルまで下落した。シリアでのロシアの軍事行動拡大による地政学的リスク上昇懸念、米連邦準備理事会(FRB)の年内利上げ観測後退によるドル安傾向が、原油の買いにつながった。一方、米コロンバスデーによる一部三連休を控え、利益確定の売りも目立ったもよう。


終盤に発表された米ベーカー・ヒューズ社の米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数は、前週比9基減の605基となり、6週連続の減少。そこでは一時50ドル台を回復した。なお、米下院が原油禁輸を撤廃する法案を可決し、上院に送付した。

《KK》

 提供:フィスコ

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