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【特集】ワールドHD Research Memo(2):人材・教育、不動産、情報通信ビジネスの3本柱で事業展開


■事業概要

ワールドホールディングス<2429>は1993年2月に北九州市にて設立。業務請負業(アウトソーシング)からスタートし、現在では「人材・教育ビジネス」「不動産ビジネス」「情報通信ビジネス」の3つを柱とした事業展開を進め、2014年7月には持ち株会社体制に移行した。

「人材・教育ビジネス」(人材派遣・業務請負)では、研究開発から設計・生産技術、製造、物流、販売、アフターサービスと、ものづくりの川上から川下に至るまで、ほぼすべての工程において事業を展開しており、特に製造派遣・請負業務では国内トップクラスの規模を誇っている。

2005年から事業を開始した「情報通信ビジネス(情報通信事業)」には、九州圏における携帯電話のショップ運営事業と法人向け事業(OA機器、LED照明等の販売)が含まれる。

2010年から事業を開始した「不動産ビジネス(不動産事業)」では、デベロッパーとしてマンションの分譲開発、及び戸建住宅の開発販売などを行っている。営業エリアは首都圏、東北、近畿エリアに加えて、2014年12月より九州を地盤とする総合不動産会社、みくに産業(株)を子会社化したことで、九州、北海道、中京エリアまで拡大して全国展開の体制を構築した。みくに産業は主に戸建のリノベーション事業のほか、建物管理業務などストック型のビジネスモデルを中心とした事業を展開している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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