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【材料】カルソカンセ、アイシンなど自部品株が軒並み高、8割超の関税即時撤廃で恩恵大

 日産系自動車部品メーカーのカルソニックカンセイ<7248>が一時前日比36円高の965円に買われたほか、トヨタ系のアイシン精機<7259>、ホンダ系のケーヒン<7251>など自動車部品メーカーの上げ足が軒並み際立っている。TPPでは輸入による原料安メリットなどが取り沙汰されやすいが、工業大国で競争力のある製品で強みを持つ日本にとって、輸出関連株の関税引き下げメリットも大きく株価見直しの背景となる。その象徴が自動車セクターであり、大手メーカーだけでなく、その傘下にある自動車部品メーカーにも恩恵は大きい。日米2国間では協定発効後、輸出する自動車部品の関税について8割を上回る品目(輸出金額ベース)で関税を即時撤廃することが決まっており、これに伴う業績押し上げ効果をポジティブにとらえる動きが顕在化している。

カルソカンセの株価は13時12分現在962円(△33円)
アイシン精機の株価は13時12分現在4645円(△235円)
ケーヒンの株価は13時12分現在1854円(△69円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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