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【市況】東京株式(前引け)=輸出主力株中心に買われ反発

 9日前引けの日経平均株価は前日比140円高の1万8282円と反発。前場の東証1部の売買高概算は12億6808万株、売買代金概算は1兆4901億5000万円。値上がり銘柄数は1291、対して値下がり銘柄数は503、変わらずは104銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが5日続伸し、1万7000ドル台を回復したことから、輸出主力株を中心に買いが優勢となった。前日に日経平均は目先利益確定の動きに押されたが、東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)など過熱領域にはなく、一部の消費関連株などを除いて押し目には買いが厚い。中国・上海株市場が前日に続き底堅い動きを示していることも買い安心感につながっている。
 個別ではファナック<6954>が買われ、JT<2914>も上昇。ホンダ<7267>、デンソー<6902>なども値を上げた。ゴールドウイン<8111>が急騰、東応化<4186>、東邦鉛<5707>も大幅高となった。半面、ファーストリテ<9983>が急落したほか、松屋<8237>も大幅安。SMS<2175>、大塚商会<4768>も売られた。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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