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【材料】セブン&アイが反発、売り気配スタートも米系大手証券はレーティング「買い」を継続

 セブン&アイ・ホールディングス<3382>が反発。売り気配で始まり前日比200円安の5221円で寄り付いたものの、その後は買いが優勢となりプラス圏に浮上。一時、前日比109円高の5530円まで買われる場面があった。
 同社は昨日引け後、16年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算を発表。営業収益は前年同期比0.3%減の2兆9949億9200万円に、営業利益は同3.1%増の1724億5900万円になった。
 第2四半期連結累計期間におけるプライベートブランド「セブンプレミアム」の売上は前年同期比22.9%増の4940億円となり、コンビニエンス事業に関しては、既存店売上伸び率は12年8月以来37カ月連続でプラスとなり、前年同期比11.3%の営業増益を達成。スーパーストア事業では、昨年の消費税増税前の駆け込み需要の反動が大きかったことや、衣料品を中心に在庫削減を推進したことなどにより収益性が悪化した。
 同時に16年2月期通期の業績見通しについて、営業収益を従来予想の6兆4000億円から6兆1500億円(前期比1.8%増)に、営業利益は3730億円から3670億円(同6.9%増)へ引き下げた。ゴールドマン・サックス証券では、レーティング「買い」を継続、目標株価を5900円から5800円に引き下げている。
《MK》

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