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【材料】東応化が急騰、半導体フォトレジスト成長性評価で上値追い加速

 東京応化工業<4186>がマドを開けて急騰、一時前日比435円高の3800円まで上値を伸ばし、目先上値のフシとして意識される8月7日の戻り高値3815円とほぼ並んだ。値上がり率は東証1部首位にランクされている。半導体フォトレジストのトップメーカーで、北米やアジア地域での需要を取り込んでいる。16年3月期は営業利益段階で前期比横ばいの133億円を見込むが市場では保守的との見方が強い。国内準大手証券では「同社の半導体レジスト製品群の成長性を評価する動きが強まっている。ここドイツ証券が強気の投資判断などで上値指向を強めていたが、直近はシティ証券が同社の投資判断を『中立』から『買い』に引き上げており、相次ぐ外資系証券の強気判断に乗じた短期資金の買いが旺盛」と指摘している。

東応化の株価は10時3分現在3700円(△335円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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