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【特集】ソーバル Research Memo(7):RFID事業を売却する一方、医療分野など新たな事業拡大戦略を展開


■着々と進む成長戦略

ソーバル<2186>は、ファームウェアという、成長性があるうえ、参入障壁が極めて高い市場でビジネスを展開しており、長年の実績から高い信頼を顧客から得ている。ビジネスの基盤は盤石と言える。しかし、今後の更なる成長を加速させるために、様々な戦略を着々と打っている。2015年2月期は、既に何度も触れているアンドール社の買収のほか、新規事業領域としての医療分野への進出といった事業拡大戦略が新たな展開を見せたほか、優秀な人材確保のための採用戦術、経営の新体制発足に伴う組織活性化戦略、特定顧客以外からの受注拡大による事業の更なる安定化戦略、事業の集中と選択?が積極的に進められた。2016年2月期第2四半期においては、これらの戦略・戦術が着実な進展を見せた。以下では、既に完了したRFID事業の売却による事業の集中と選択を除いた各戦略・戦術の進展状況と今後の課題について説明する。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柄澤 邦光)

《HN》

 提供:フィスコ

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