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【特集】ソーバル Research Memo(5):財務状態は極めて良好、自己資本比率は71.9%


■2016年2月期第2四半期連結決算

(c)財務状況
一方、ソーバル<2186>の財務状態は相変わらず、極めて良好である。金融機関からの借入はなく、完全な無借金経営を維持している。業容の拡大とアンドール社の子会社化に伴い、総資産は2015年2月期末比3.4%増の3,678百万円となった。特に大きい項目は、アンドール社の東京・品川区の本社は自社ビルであるため、土地勘定が同約5.2倍の410百万円となったことである。しかし、利益の蓄積により、連結の自己資本比率は同1.1ポイント増の71.9%と高まり、極めて高い水準となっている。

キャッシュフローも潤沢である。キャッシュの期末残高は2015年2月期末比19.8%減の1,349百万円となったが、これは、法人税・消費税の支払いにより営業キャッシュフローが一時的にマイナスとなったことが主な要因である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柄澤 邦光)

《HN》

 提供:フィスコ

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