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【通貨】明日の為替相場見通し=FOMC議事録など注目

 今晩からあすにかけての東京外国為替市場のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の内容や要人発言に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=119円30~120円30銭。この日は、日経平均株価が下落するなか、午後に入りドルの下げ幅が拡大。午後4時20分過ぎには119円63銭まで売られた。今晩は先月16~17日開催分のFOMC議事録が公表される。FOMCが利上げを見送ったことが話題となった際の議事録だけに市場の関心は高い。ただ、その後、今月2日に発表された米9月雇用統計が低調な結果となり、10月の利上げは遠のいたとの見方は多いだけに、同議事録の内容と現状には温度差があるともみられている。また、今晩はウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁やブラード・セントルイス連銀総裁などの講演が予定されており、米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言が市場を左右する可能性もある。(岡里英幸)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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