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2015年10月08日15時44分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ABCマート、イオン、サンドラッグ、日野自

■エービーシー・マート <2670>  7,000円  -580 円 (-7.7%)  本日終値  東証1部 下落率7位
 エービーシー・マート<2670>が大幅反落。7日の取引終了後、16年2月期連結業績見通しについて、売上高を従来予想の2295億円から2368億円(前期比10.9%増)へ上方修正した一方、純利益を同258億1000万円から253億8000万円(同4.1%増)へ下方修正したことが嫌気されている。売上高はスニーカートレンドの継続やインバウンド消費を背景に国内既存店の好調が続き、上期の計画が上振れたことが寄与する。一方で、新規出店を当初予定の60店舗から70店舗に増やしたことや、業態変更を伴う改装を積極的に実施することなどが利益を圧迫する。なお、営業利益は407億5000万円(同2.8%増)の従来予想を据え置いた。また従来、中間・期末各50円を予定していた配当について、中間・期末各60円に引き上げるとあわせて発表したがこれに対する反応は限定的のようだ。これにより年間配当は120円(従来予定100円、前期100円)を予定している。

■イオン <8267>  1,832.5円  -141.5 円 (-7.2%)  本日終値  東証1部 下落率10位
 イオン<8267>は急反落。同社は7日取引終了後、16年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算を発表。売上高に相当する営業収益は4兆748億8900万円(前年同期比18.7%増)、営業利益は722億6600万円(同66.6%増)、最終利益は21億2900万円(同5.4%増)だった。GMS(総合スーパー)事業は赤字だったものの、多様化する消費者ニーズへの迅速な対応などを目的に再編を進めたスーパー・ディスカウント事業やドラッグ・ファーマシー事業が好調で業績に寄与した。ただ、通期業績予想は従来見通しを据え置くなか、第2四半期営業利益の通期1750億円予想に対する進捗率は41%にとどまっていることもあって売りを誘った。

■サンドラッグ <9989>  6,300円  -340 円 (-5.1%)  本日終値
 サンドラッグ<9989>、マツモトキヨシホールディングス<3088>などドラッグストアや三越伊勢丹ホールディングス<3099>、エイチ・ツー・オー リテイリング<8242>など百貨店、ビックカメラ<3048>などの家電量販店、さらにオリエンタルランド<4661>などレジャー関連に至るまで、消費関連株が軒並み安い。ここ、全般相場の波乱局面でも、訪日客需要を取り込む内需の好業績セクターとして相対的に強さを発揮していた銘柄群だが、「足もとリスクオフの巻き戻しで全体相場が浮上するなかリターンリバーサルの流れが意識されている。これまで回転が効いていたインバウンド関連は、出遅れ感の強い自動車など輸出主力株に資金をシフトする動きが観測されている」(国内準大手証券)という。また、「中国では国慶節に伴う休日が終了したことで手仕舞い売りの契機となった」(同)とも指摘されている。

■日野自動車 <7205>  1,260円  -55 円 (-4.2%)  本日終値
 日野自動車<7205>が反落。クレディ・スイス証券では、当面は新興国市場の需要回復遅れや通貨安影響などが懸念材料として残ると指摘。収益の上振れ余地も縮小、短期カタリストに乏しいとみて、16年3月期営業利益予想を1230億円から1150億円に引き下げ。レーティングを「アウトパフォーム」から「ニュートラル」へ、目標株価を1950円から1500円へ引き下げている。

■スター精密 <7718>  1,468円  -55 円 (-3.6%)  本日終値
 スター精密<7718>が3日ぶりに反落。岩井コスモ証券が同社の投資判断と目標株価をそれぞれ引き下げたことが確認されている。同証券は、為替差損は一時的であるものの、国際的なライアビリティシフトを背景にした磁気カードリーダーからICカードリーダーへの切り替えの遅れが携帯用プリンタの出荷に与える影響や、独VW(フォルクスワーゲン)社による不正ソフト問題がCNC旋盤の欧州向け輸出に与える影響がはっきりするまで株価の上値が重い展開が続くとの見解を示している。投資判断を「A」から「B+」へ格下げし、目標株価は2550円から1700円へ引き下げられた。

■インフォマート <2492>  1,283円  -45 円 (-3.4%)  本日終値
 インフォマート<2492>は小幅反落。日証金がインフォMT株を7日付から貸株利用など貸借取引で注意喚起にすると発表した。信用取引の規制強化に伴って、売買の自由度が制限されるとの見方から売りが優勢となっている。

■ローム <6963>  5,670円  -190 円 (-3.2%)  本日終値
 ローム<6963>が反落。UBS証券では、売上が弱く、成長投資に伴う固定費が増加局面にあるとの見方で、コンセンサスや会社計画に下方修正懸念がある中では、業績の不透明感を払拭できないと指摘。16年3月期の営業利益予想を450億円から375億円(市場コンセンサスは438億円)に引き下げ、レーティングを「バイ」から「ニュートラル」に、目標株価を8900円から6300円に引き下げている。

●ストップ高銘柄
 北日本紡績 <3409>  117円  +30 円 (+34.5%) ストップ高   本日終値
 パシフィックネット <3021>  1,003円  +150 円 (+17.6%) ストップ高   本日終値
 DNAチップ研究所 <2397>  742円  +100 円 (+15.6%) ストップ高   本日終値
 以上、3銘柄

●ストップ安銘柄
 サン電子 <6736>  985円  -300 円 (-23.4%) ストップ安   本日終値
 第一中央汽船 <9132>  1円  0 円 (0.0%) ストップ安   本日終値
 以上、2銘柄

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