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【市況】米系大手証券、ITサービスセクターは今後も総じて増益基調が続きそうとの見解

 ゴールドマン・サックス証券のITサービスセクターの決算プレビューでは、内需銘柄選好/輸出銘柄・製造業回避傾向が強まっていることも相俟って、バリュエーションは高止まりしていると指摘。今後も総じて増益基調が続きそうなことから、「計画未達成や前年比減益→株価調整」という構図は期待し難いとみて、業績は概ね市場想定線と解説。
 野村総合研究所<4307>は、業績上振れをイメージしづらく利益確定の動きを想定、大塚商会<4768>はマイナンバー特需一巡後、出尽くし感が出るとの見方で、NTTデータ<9613>は不採算案件一巡効果から増益率は高いものの織り込み済みと予想。伊藤忠テクノソリューションズ<4739>は、自社株買い発表の可能性があり、新日鉄住金ソリューションズ<2327>は、通期業績計画が上方修正になると短期的には出尽くしと見られるも、「長期的に株価上昇を期待できる銘柄」と評価している。
《MK》

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