市場ニュース

戻る
 

【材料】米系大手証券、鉄鋼は「悪材料出尽くし待ち」も出尽くし感が出ればリバーサルの動きを期待

 モルガン・スタンレーMUFG証券の鉄鋼セクターのリポートでは、高炉各社の業況は、需給サイクルのボトム局面にあって期初想定よりも厳しいと指摘。第2四半期決算にかけて、国内在庫調整の遅れや輸出鋼材市況の下落、プロダクトミックスの悪化などを織込み、市場の16年3月期業績コンセンサスは切り下がると予想。高炉大手は国内在庫調整を進めるため国内向け薄板生産の減産を継続するとみて、「悪材料出尽くし待ち」のスタンス、悪材料に出尽くし感が出ればリバーサルの動きを期待できると解説。
 個別では、JFEホールディングス<5411>、新日鉄住金<5401>、神戸製鋼所<5406>、日新製鋼<5413>の順に選好している。
《MK》

株探ニュース


株探からのお知らせ

    日経平均