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【市況】東京株式(前引け)=利益確定売り表面化で反落

 8日前引けの日経平均株価は前日比123円安の1万8199円と反落。前場の東証1部の売買高概算は12億3887万株、売買代金概算は1兆3022億2000万円。値上がり銘柄数は516、対して値下がり銘柄数は1267、変わらずは114銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は売り買い交錯で始まった後、売り物を吸収しプラス圏で推移する場面もあったが、後半は徐々に売りが優勢となった。前日の米国株市場でNYダウが4日続伸したことで世界的なリスク選好ムードは続いているものの、日経平均は前日までの6連騰で目先利益確定の動きが表面化した。国慶節に伴う休場が明けた中国・上海株市場は上昇しているものの、インバウンド関連などが値を下げ全体指数を押し下げている。
 個別ではオリコ<8585>が買われ、マツダ<7261>もしっかり。丸紅<8002>も高い。栗本鉄<5602>が急伸、竹内製作<6432>も買われた。共栄タンカー<9130>が上昇、ミネベア<6479>、日機装<6376>も物色人気に。半面、ファーストリテ<9983>が大幅安、村田製<6981>も冴えない。イオン<8267>も下落した。さが美<8201>が利食われ、ぐるなび<2440>も安い。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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