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2015年10月08日11時11分

【特集】共和レザー<3553>自動車内装表皮材で世界2位、「レクサス」など高級ブランドに採用


ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』10月1日放送において、共和レザー<3553>を取り上げている。主な内容は以下の通り。


■事業概要
トヨタ<7203>系自動車内装材メーカーであり、自動車内装表皮材の分野で国内最大、世界第2位となる。その他、建材事業では壁紙をはじめ、家具・室内ドアや壁面用木目、システムキッチンやユニットバス壁面などの装飾フィルム、家具用レザーなども手掛ける。ウエア事業では靴・鞄・雑貨製品の幅広い用途に使用されている。

■16年3月期第1四半期
足元の業績では2016年3月期第1四半期(15年4-6月)決算は、売上高が前年同期比10.5%増の116.19億円、営業利益が同66.2%増の9.59億円、経常利益が同72.9%増の9.58億円、四半期純利益が同18.2%増の5.73億円だった。用途別では主力の車両用の売上高が前年同期比19.2%増の86.62億円と2ケタの伸び。トヨタの高級ブランド「レクサス」をはじめ各社の新型車に相次いで採用されている。

■中国市場の動向
中国市場での現地欧米系自動車メーカーなどへの拡販努力が成果をあげているほか、中国の子会社を通じて中国資本の自動車メーカーから相次ぎ車両用内装材を受注している。過去1~2年で長城汽車(Great Wall Motor)、力帆汽車(LIFAN)、吉利汽車(GEELY)などから自動車の内装材として使われる合成皮革を受注し、納入を始めている。主力の日系メーカーに加え中国系にも納入先を拡大することで、中国事業の安定的な成長が見込まれる。

■中期経営計画「2020年ビジョン」
その他、創立80年に当たる2016年3月期を初年度とした中期経営計画「2020年ビジョン」を策定。販売面では、車両ウレタン合皮の採用車種・使用部位拡大による拡販、北米・中国市場への販売供給体制整備による拡販、フィルム製品の高付加価値化と新市場開拓による拡販を推進する。グループ内生産体制の見直しでは、車両製品拠点の拡充に対して、壁紙、ファッション・生活資材製品の拠点集約や物流拠点の集約化を行う計画。これにより、2020年度(2021年3月期)の売上高は600億円(14年度実績451億円)、営業利益55億円(同25億円)を目指す。

なお、2016年3月期の1株あたり配当は28.00円が予想されており、配当性向は前期比16.7ptアップの36.1%。配当利回りは2.61%と相対的に高水準。


ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送

《TM》

 提供:フィスコ

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