7日、日本紙 <
3863> が特種東海 <
3708> と段ボール原紙および重袋用・一般両更クラフト紙事業で提携することで基本合意したと発表したことが買い材料。
提携により、両社は同事業の販売機能を統合するほか、特種東海の島田工場を分社化し同社は新製造会社へ出資する。古紙価格の高止まりや原燃料価格上昇など厳しい事業環境が続く製紙業界で、コスト・品質競争力の強化や効率的販売体制の構築、サービスの強化を図る。なお、最終合意は16年10月をメドに実施するとしている。
発表を受けて、相乗効果や競争力の強化による将来的な業績への寄与に期待する買いが向かった。
株探ニュース