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【通貨】明日の為替相場見通し=120円前半の往来継続も

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、120円ラインを中心とする往来圏が続きそうだ。予想レンジは1ドル=119円70~120円50銭。この日は注目の日銀金融政策決定会合の結果が発表され、金融政策の現状維持が明らかとなった。市場には追加緩和への期待が出ていただけに失望による円買い戻しが入り119円70銭台まで円高が進む場面があった。しかし、その後、再度120円台に値を戻した。市場には今月30日の日銀会合での追加緩和期待を本命視する見方が強く、月末への期待はつながったままであり、下値ではドル買い・円売りが流入している。もっとも、先週末の米雇用統計に続き、この日の日銀会合とビッグイベントを通過したことから、当面は手掛かり材料難の状態が続きそうだ。このなか、120円を挟み上下50銭のレンジ相場は維持されよう。あすは国内では8月機械受注と9月景気ウォッチャー調査が発表される。(岡里英幸)




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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