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2015年10月07日16時56分

【特集】MDV Research Memo(8):2015年12月期に3つの新サービスをリリース


■業績動向

(2) 2015年12月期第2四半期業績

メディカル・データ・ビジョン<3902>の2015年12月期第2四半期(2015年1月?6月)の業績は、売上高が前年同期比22.1%増の954百万円、営業段階では28百万円の損失(前年同期は13百万円の黒字)と当初の想定どおりの進捗となった。当第2四半期は、3つの新サービスを投入したため、先行投資費用がかさんだ。新サービスとして、2015年2月よりOTC・H&BC関連の各種サービスを、5月にデジタル健康ソリューション「エースビジョン」を、6月にミスマッチのない採用を実現する医師専用転職サイト「メディリア」をスタートした。売上総利益率は、前年同期の水準を若干上回る78.8%の高水準を維持した。一方、販売管理費は、増収率を上回る増加率(前年同期比30.0%増)となったため、営業損失を引き起こす要因となった。従業員数は、期初の141人から160人に増え、人件費が452百万円と前年同期比26.3%増加した。経費は、327百万円となり同35.5%増となった。3つの新サービスは、いずれも顧客ニーズが高く、同社独自の経営資源を活用した、他社による追随が困難なものであるため、将来の業績への貢献が期待される。

事業別売上高の動向は、データネットワークサービスがメンテナンスの割合が大きく、「EVE」などのパッケージソフトウェアの累計導入件数の増加とともに安定的な成長を見せ、前年同期比6.5%増となった。ほとんどすべての製薬会社とアカウントを開いているデータ利活用サービスは、1社で複数プロジェクトを走らせる展開となってきた。アドホック調査サービスの売上高が前年同期比79.0%伸び、データ利活用サービスの売上高は同60.4%増加した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《HN》

 提供:フィスコ

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