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2015年10月07日15時43分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ソニー、日信工業、熊谷組、岩谷産

■ソニー <6758>  3,205円  +49 円 (+1.6%)  本日終値
 6日、ソニー <6758> がイメージセンサーを主力とする半導体事業を分社化し、新たに「ソニーセミコンダクタソリューションズ」を来年4月1日に設立すると発表したことが買い材料。15年2月に発表した中期経営方針で示した分社化の推進に基づくもので、ソニー本体における半導体の研究開発や事業管理、営業などの事業機能を移管する。また、半導体の製造を担うソニーセミコンダクタと設計事業会社であるソニーLSI デザインが新会社の子会社となる。発表を受けて、デバイス分野のさらなる強化に向けた分社化を好感する買いが向かった。

■日信工業 <7230>  1,847円  +15 円 (+0.8%)  本日終値
 日信工業<7230>が小動き。TIWでは、16年3月期上期は新興国二輪車市場が低迷という厳しい環境下も、若干会社計画を上回る営業利益を確保したと予想。Autoliv社との合弁会社設立はポジティブと考え、最近の品質関連費用の減少傾向や強固な財務などを踏まえると、株価には割安感が強いと評価。レーティング「2+」を継続している。

■熊谷組 <1861>  382円  +2 円 (+0.5%)  本日終値
 東海東京調査センターでは、日本株の物色対象として、先行きの景況感に明るさが増す不動産・建設・情報通信などの「内需関連株」、8月の中国でのスマートフォン販売大幅増加で失速懸念が和らぎ始めた「IT関連株」に注目したいと指摘。来週のウィークリー銘柄として、内需関連銘柄から熊谷組<1861>、IT関連銘柄から割安感がある日本ゼオン<4205>をピックアップしている。

■岩谷産業 <8088>  642円  -76 円 (-10.6%)  本日終値  東証1部 下落率トップ
 6日、岩谷産 <8088> が300億円のユーロ円建て新株予約権付社債(転換社債=CB)を発行すると発表したことが売り材料。調達資金は水素ステーションの建設や液化水素製造設備を増強など水素事業で130億円、LPガス基地の強化や整備など総合エネルギー事業に110億円、産業ガス・機械事業向けに60億円を充てる。転換価格は740円で、発行済み株式総数に対する潜在株式数の比率は16.46%になる見込みで、将来的な株式価値の希薄化や株式需給の悪化を警戒する売りが向かった。

■ジェイアイエヌ <3046>  5,180円  -550 円 (-9.6%)  本日終値  東証1部 下落率2位
 ジェイアイエヌ<3046>が急反落。6日の取引終了後、集計中の15年8月期連結業績について、売上高を従来予想の404億5000万円から406億9800万円(前の期比12.6%増)へ、営業利益を同34億円から35億8400万円(同20.6%増)へ、純利益を同19億円から19億200万円(同52.8%増)へ上方修正したが、ここ直近で戻り歩調を強めていただけに、材料出尽くし感からいったん利益を確定する売りが出ているようだ。なお、上方修正は商品力の向上と店頭での接客力強化の施策が奏功し、下期に入り既存店・全店ともに売上高が計画を上回ったことに加えて、原価管理の徹底や適切な販売管理費のコントロールが奏功したことが要因という。また一方で、15年8月期から連結化した米国子会社および孫会社で経費が先行したが、これを吸収したとしている。

■良品計画 <7453>  24,200円  -1,800 円 (-6.9%)  本日終値  東証1部 下落率3位
 良品計画<7453>が急落。同社は6日取引終了後、16年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算を発表。営業収益は1474億4800万円(前年同期比19.3%増)、営業利益は160億7100万円(同38.1%増)、最終利益は103億7300万円(同49.7%増)だった。国内事業では「麻」や「綿」シリーズの衣服や、ソファーをはじめ生活雑貨が好調で収益に貢献。海外事業も「MUJI」ブランドで出店を加速させている中国や、台湾、香港など東アジア地域で大幅に利益を伸ばした。また、好調な業績を受けて株主配分も上乗せし、3~8月期の配当は従来予想から5円引き上げ110円とした(前年同期実績は85円)。しかし、株価は足もとの好業績を織り込みつつ9月末以降、一貫した上昇をみせており、通期業績見通しを据え置いたこともあって利益確定の売りを誘発する格好となった。

■村田製作所 <6981>  15,680円  -760 円 (-4.6%)  本日終値
 村田製作所<6981>が続落。みずほ証券では、中国スマホ市場のピークアウト感が強まっていること、買い替え需要や部品点数増加のペースが鈍化する可能性があるとの見方で、レーティングを「中立」から「アンダーパフォーム」に、目標株価を1万9000円から1万3000円に引き下げ。その他、ゴールドマン・サックス証券が目標株価を1万9500円から1万7500円に、BNPパリバ証券が2万3600円から2万1900円に、英系証券が2万3000円から2万1300円に一斉に引き下げており、寄り付き前の段階で、米系証券からオーバーナイトの売りも観測されている。

■アドヴァン <7463>  1,036円  -50 円 (-4.6%)  本日終値
 アドヴァン<7463>が6営業日ぶりに大幅反落。6日引け後に、16年3月期中間期(4~9月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比13.8%増の93億1600万円、営業利益は同37.3%増の29億2100万円で着地した。5日発表の上方修正と同水準。株価は決算期待や上方修正を好感して買われていたこともあり、きょうは利益確定目的の売りが膨らんでいるようだ。引き続きファブレスメーカーとしての特性を生かした新規商品の開発・販売を推し進め、顧客基盤の拡大・拡充を図るとともに、業務の改善や経営の効率化に努め、収益向上に取り組んだ。通期は期初の見通しを据え置いている。売上高は前期比10%増の192億円、営業利益は同0.2%増の47億円の見込み。

■ユニオンツール <6278>  2,946円  -89 円 (-2.9%)  本日終値
 ユニオンツール<6278>が反落。同社は昨日引け後、15年12月期の9カ月累計の連結決算を発表。売上高は前年同期比14%増の164億4700万円、営業利益は同46%増の30億1800万円となった。セグメント別では、日本は高付加価値新製品が堅調に推移したことから増収増益を確保し、日本を除くアジアでは、PCBドリル需要の減退が感じられたとしながらも、その他製品の拡販活動が奏功したことから中間期とほぼ同程度の利益率を確保。欧州は増益、北米は減益となっており、通期会社計画に対する営業利益進捗率は68.5%で着地。本日は、同進捗率が75%に満たなかったことが売り材料視されているようだ。

●ストップ高銘柄
 レイ <4317>  248円  +50 円 (+25.3%) ストップ高   本日終値
 アサカ理研 <5724>  1,605円  +300 円 (+23.0%) ストップ高   本日終値
 FVC <8462>  649円  +100 円 (+18.2%) ストップ高   本日終値
 富士テクニカ宮津 <6476>  797円  +112 円 (+16.4%) ストップ高   本日終値
 以上、4銘柄

●ストップ安銘柄
 コメ兵 <2780>  2,460円  -500 円 (-16.9%) ストップ安   本日終値
 第一中央汽船 <9132>  1円  0 円 (0.0%) ストップ安   本日終値
 以上、2銘柄

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