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【通貨】東京為替:ドル・円は119円90銭付近、日銀追加緩和見送りで


7日午前の東京外為市場でドル・円は119円90銭付近、日銀の追加金融緩和が見送られたことから、売り買いが交錯した。

ドル・円は午前中の取引で、120円前半の水準で底堅い値動きが続いていたが、日銀の追加緩和が見送られるとみたファンド勢が売りを仕掛け、120円を割り込んだ。その後、日銀は現行の金融政策の維持を賛成多数で決定。これを受け、ドル・円は一時119円77銭まで売り込まれた。

午前中の取引で日経平均株価は反転し、小幅高となる場面もあったが、特に材料視されなかった。ただ、ランチタイムの日経平均先物は下げ幅をやや拡大。日銀決定会合を消化したことで、午後は株価が材料視され、ドル・円は弱含む可能性がある。

ここまで、ユーロ・ドルは小動き、1.1261ドルから1.1284ドル、ユーロ・円は135円06銭から135円63銭のレンジ内で推移した。

【要人発言】
・日銀声明
「量的・質的緩和は物価目標2%目指し安定持続に必要な時まで継続」(報道)
「量的・質的緩和は所期の効果を発揮」
「予想物価上昇率はやや長い目で見れば全体として上昇」

《XH》

 提供:フィスコ

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