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【材料】良品計画が急落、第2四半期最終利益5割増も通期据え置きで利益確定売り

 良品計画<7453>が急落、一時前日比2000円近い下げをみせた。同社は6日取引終了後、16年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算を発表。営業収益は1474億4800万円(前年同期比19.3%増)、営業利益は160億7100万円(同38.1%増)、最終利益は103億7300万円(同49.7%増)だった。国内事業では「麻」や「綿」シリーズの衣服や、ソファーをはじめ生活雑貨が好調で収益に貢献。海外事業も「MUJI」ブランドで出店を加速させている中国や、台湾、香港など東アジア地域で大幅に利益を伸ばした。また、好調な業績を受けて株主配分も上乗せし、3~8月期の配当は従来予想から5円引き上げ110円とした(前年同期実績は85円)。しかし、株価は足もとの好業績を織り込みつつ9月末以降、一貫した上昇をみせており、通期業績見通しを据え置いたこともあって利益確定の売りを誘発する格好となった。

良品計画の株価は9時37分現在2万4200円(▼1800円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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