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【材料】ソフトバンクが3日続伸、東電と電力全面自由化で提携報道

 ソフトバンクグループ<9984>は3日続伸。前日は8日ぶりに6000円大台を回復したが、きょうも目先筋の利益確定の売りをこなし上昇継続。7日、「東京電力とソフトバンクが電気と通信をセットにした割引販売の提携で基本合意したことが6日、わかった」と産経新聞が報じた。これが株価の新たな刺激材料となっている。「家庭用電力小売りが全面自由化する来年4月からサービスを始める。東電は異業種との提携を進めて自由化後の競争に備える。ソフトバンクも新たな料金プランを用意して顧客拡大を図る」と伝えており、電力全面自由化を背景に、業界の垣根を超えた大型提携は業容拡大への思惑につながる。電力の全面自由化は2020年に電力会社の送配電部門の分離という青写真があり、市場規模は7兆~7兆5000億円規模と試算されていることもあって、株式市場でも中期にわたる有力な物色テーマとして浮上している。

ソフトバンクの株価は9時4分現在6123円(△113円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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