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【市況】個別銘柄戦略:決定会合結果発表後は売り仕掛けの動きなどに警戒も


外部環境に大きな変化がないなか、本日は足元の上昇の反動で利食い売り先行の動きが想定される。その後は日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとの流れが優勢になっていこう。金融政策が想定どおり現状維持となった場合は、短期的な売り仕掛けの動きが強まる可能性も高いだろう。足元の上昇のけん引役となっていた鉄鋼株や資源関連株などは、明日の中国市場再開を控えて、短期資金はポジション整理の動きが強まる公算も。2日連続で日本人のノーベル賞受賞が発表された。浜松ホトニクス<6965>など中心に、関連銘柄の一角に関心が向かうほか、本日の化学賞発表も控えて、リチウム電池や酸化チタンなどの関連銘柄にも思惑が高まるか。また、トヨタ<7203>の2020年に自動運転車実用化との報道で、自動運転車関連銘柄の一角にも期待感波及の余地。一方、村田製作所<6981>の格下げの動きから、電子部品の一角には警戒感なども。

《KS》

 提供:フィスコ

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