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【市況】<株式トピックス>=日経平均が約1カ月半ぶりに25日線を奪回

 6日の東京株式市場は、欧米株高を受けて終始買い優勢。日経平均株価は一時1万8300円台まで買われる場面があった。大引けの日経平均株価は前日比180円61銭高の1万8186円10銭と5日続伸。
 きょう市場で話題となったのは、日経平均株価が終値で8月17日以来、約1カ月半ぶりに25日移動平均線(1万8024円=6日終値)を奪回してきたことだ。25日線の奪回は、相場が大幅下落した後に、底打ち反転態勢に入る場合の第1関門といえるものだ。これを突破したことで、市場関係者のあいだで底打ちムードが鮮明となってきたことは確かだ。
 しかし一方で、きょう朝方に一時1万8372円まで買い進まれた日経平均が徐々に上昇幅を縮小した背景には、戻り待ちの売り圧力の強さが感じられる。日経平均株価は、きょうまでの5日間の続伸で1255円の急騰ぶりとなっている。常識的に考えれば、そろそろ一服場場面となってもおかしくない。(冨田康夫)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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