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【市況】明日の株式相場見通し=5日続伸の後受け一服、内閣改造人事に関心

 あす(7日)の東京株式市場は、日経平均株価がきょうまで5日続伸となり、戻り待ちの売りが予想される。5日続伸で日経平均株価は1255円上昇と急騰をみせている。きょうの終値で8月17日以来、約1カ月半ぶりに25日移動平均線(1万8024円=6日終値)を奪回してきた。
 市場関係者からは「25日線を上回ってくるなど、底打ちから反転上昇相場への期待感が高まっている。ただ、1万8000~1万8500円は、8月下旬以降ほぼ1カ月間もみあった価格帯で、戻り売りも想定されここからの上昇にはやや日柄が必要とされそうだ」との見方も出ていた。
 あすの日銀金融政策決定会合の結果発表に対して、一部に追加緩和期待もあることから「現状維持」となった場合の売りも予想される。
 6日の東京株式市場は、欧米株高を受けて終始買い優勢。日経平均株価は一時1万8300円台まで買われる場面もあったが、終値は前日比180円61銭高の1万8186円10銭と5日続伸した。
 日程面では、安倍内閣改造・自民党役員人事、黒田日銀総裁会見、8月の景気動向指数、9月末の外貨準備高、「CEATECジャパン2015」開幕(~10日)に注目。海外では、ノーベル化学賞発表が焦点となる。(冨田康夫)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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