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【市況】東京株式(大引け)=180円高、欧米株急伸受け5日続伸

 6日の東京株式市場は、欧米株高を受けて終始買い優勢となり、日経平均株価は一時1万8300円台まで買われる場面があった。
 大引けの日経平均株価は前日比180円61銭高の1万8186円10銭と5日続伸。東証1部の売買高概算は24億3836万株、売買代金概算は2兆3947億5000万円。値上がり銘柄数は1363、対して値下がり銘柄数は448、変わらずは88銘柄だった。東証1部全体の7割強の銘柄が上昇した。
 きょうの東京市場は、前日の欧米株市場が軒並み大幅高となり、米国市場ではNYダウが直近2日間で500ドルを超の上昇をみせたこともあって、主力株中心に上値指向が強まった。米国の利上げ開始時期が後ずれするとの思惑が流動性期待の再燃につながっている。取引時間中はアジア株が総じてしっかりした動きをみせたことや、日銀の金融政策決定会合での追加緩和思惑も一部で浮上し、全体相場を支えた。ただ、日経平均は一時360円強の上昇をみせたものの、大引けにかけ為替の円高傾向を横目に上げ幅を縮小した。
 個別では、キーエンス<6861>、ファーストリテ<9983>が買われ、NTT<9432>も高い。さが美<8201>が大幅高、サカタのタネ<1377>も物色人気となった。フルキャストHD<4848>、飯田GHD<3291>、SMK<6798>も大きく上値を伸ばした。半面、ブリヂストン<5108>が軟調、日本電産<6594>も冴えない。アコム<8572>、林兼産<2286>が利食われ、日本ガス<8174>は大幅安。KLab<3656>、SCSK<9719>も下落した。




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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