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【市況】短期的な過熱警戒も緩和期待から目先は押し目拾いのスタンス/後場の投資戦略


日経平均 : 18273.31 (+267.82)
TOPIX  : 1484.48 (+20.56)

[後場の投資戦略]

 日経平均は25日線のほか、一目均衡表の基準線をクリアし、パラボリックはSAR値にタッチしたことで、陽転シグナルが発生している。週足の一目均衡表では雲上限を上回っての推移となるなど、テクニカル面では一部で好転をみせてきているため、上値の重さが意識されるものの、弱気に傾く流れにはならないだろう。
 また、このところは後場に入りインデックスに絡んだ商いで上げ幅を拡大させる傾向にある。先物市場の動向にも注視する必要があるだろう。明日の日銀の金融政策決定会合の結果に対する期待はない。経済・物価情勢の展望(展望リポート)を策定する10月30日の金融政策決定会合で、追加緩和に踏み切る可能性が高まっている状況。短期的な過熱感が警戒される可能性があるが、目先は押し目拾いのスタンスになろう。(村瀬智一)
《NH》

 提供:フィスコ

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