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2015年10月05日20時44分

【市況】<株式トピックス>=TPP大筋合意で、関連銘柄が軒並み人気化

 週明け5日の東京株式市場では、米アトランタで開かれているTPP(環太平洋経済連携協定)の閣僚会合が大筋合意に達する見込みと伝えられてことで、“TPP関連銘柄”が軒並み買い人気でにぎわった。
 大商いを伴って急伸したのが林兼産業<2286>。一時、前週末比21円高の150円まで買い進まれ、終値は同18円高の147円と急騰した。同社は食肉加工を手掛けることから、TPP妥結に伴い関税引き下げメリットを享受するとの見方が買いの根拠となっている。また、株式需給面では材料株素地に富み、流動性を伴いながら値運びの速さが魅力で、短期値幅取りを狙った投機資金の追随買いを誘導している。
 米穀卸大手で、倉庫業も手掛けるヤマタネ<9305>も大幅高。米国からのコメの輸入が活発化することで、倉庫需要が高まるほか、日本からの良質なコメの輸出で需要の裾野が広がるとの思惑も働いている。
 さらに、井関農機<6310>は稲作向けを主力とする農業機械の大手で、スマート田植機の開発や農業生産者向けクラウドサービスなどICT化戦略で先駆している。また、収穫量の拡大など、海外産に負けない効率的な農業生産に欠かせない農薬の専業最大手である日本農薬<4997>も買い人気を集めた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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