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2015年10月05日15時40分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):アダストリア、ミネベア、JAL、ファストリ

■アダストリア <2685>  7,670円  +220 円 (+3.0%)  本日終値
 アダストリア<2685>が反発。前週末2日の取引終了後に発表した9月の国内月次売上高で、既存店売上高が前年同月比15.2%増と3カ月連続で前年実績を上回ったことを好感した買いが入っている。気温の低い日が続いたことから、秋物衣料が順調に売れ行きを伸ばしたとしており、メンズでは長袖シャツやブルゾン、ウィメンズではワイドパンツなどのボトムス類、アウター代わりにもなる厚手のロングカーディガンなどが活発に動いたという。なお、全店売上高は同19.7%増と6カ月連続で前年実績を上回った。

■ミネベア <6479>  1,331円  +37 円 (+2.9%)  本日終値
 ミネベア<6479>が反発。UBS証券では、9月の売上水準が非開示のため懸念が台頭しているものの、会社側では「足元はフル生産に入った」との公式コメントを既に出しているため、懸念はやや行き過ぎの感があると指摘。16年3月期第2四半期の営業利益は155億円(会社計画は165億円)と見ているものの、未達は概ね織り込まれた印象で、決算説明会での強気コメントが株価反転の好機になると予想。レーティング「バイ」と目標株価2000円を継続している。

■亀田製菓 <2220>  5,190円  +140 円 (+2.8%)  本日終値
 亀田製菓<2220>が続伸。国内大手証券では、16年3月期7~9月期の営業利益は前年同期比23%増益の5億円、4~9月累計では同27%増益の10億円と予想。天候要因などにより国内の米菓売上はほぼ横ばいと苦戦したものの、好採算の「柿の種」の構成比上昇や各種原価削減策により、採算改善が続いていると推測し、昨年赤字の米国MGCが2ケタ増収により黒字化したと予想。レーティング「バイ」を継続、目標株価を6300円から6000円に引き下げている。

■日本航空 <9201>  4,415円  +105 円 (+2.4%)  本日終値
 JAL<9201>が4日続伸。2日付で岡三証券がレーティング「中立」継続ながら目標株価を4520円から4600円へ、業績予想も16年3月期通期連結営業利益を会社側計画の1720億円(前期実績1796億8900万円)に対して従来予想の1930億円から1960億円へ、来期予想を1970億円から1990億円へ引き上げた。インバウンド需要の増加や前年の便数増効果により旅客数は増加、第2四半期累計(4~6月)の連結業績は、旅客収入が国際線を中心に会社想定に対して上振れて推移していると指摘している。

■栗田工業 <6370>  2,636円  +54 円 (+2.1%)  本日終値
 栗田工業<6370>が4日続伸。前週末2日に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟に搭載する「次世代水再生実証システム」のフライト品の製作を受注したと発表しており、これを好感した買いが入っている。同社では、2011年に将来型水再生システムの検討実施に関する共同研究契約をJAXAと締結し、国際宇宙ステーション(ISS)の内部で発生する水分(尿)を回収して、飲用が可能なレベルの水質まで安定的に再生処理する「水再生システム」の要素技術や処理方式などの研究を進めてきた。今回受注した「次世代水再生実証システム」は、イオン交換、電気分解、電気透析の各ユニットからなる水処理装置と制御装置で構成。イオン交換により尿に含まれるカルシウム成分やマグネシウム成分を除去した後、独自の特殊電極を用いて有機物を電気分解し、電気透析によりイオンを取り除くことで、尿を飲料水レベルの水質まで浄化するとしており、16年度をメドにISSに運ばれ、実証試験が行われるとしている。

■ファーストリテイリング <9983>  49,730円  +1,000 円 (+2.1%)  本日終値
 2日、ファストリ <9983> が9月の国内ユニクロ事業売上推移速報を発表。既存店売上高は前年同月比2.6%増と、2ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。気温が比較的低く推移したことから、新商品を中心に秋冬物の出足が好調だった。客数は4.2%減となる一方、価格の引き上げや顧客1人当たりの購入点数が伸びたことで、客単価は前年より7.1%増えた。

■ローム <6963>  5,670円  +110 円 (+2.0%)  本日終値
 ローム<6963>が4連騰、9月29日に5120円で年初来安値をつけたが、そこをターニングポイントに切り返しが急だ。同社は米アップルのサプライヤーリストにも指定される世界的な電子部品メーカーであり、カスタムICで高実績を有し、センサー分野でも強みを持つ。2日に世界初となる土壌の水分量や温度をリアルタイムで測定できるセンサーを同社のグループ会社が開発したことを発表、発売はまだ先だがこれが新たな株高材料となっている。同センサーは土の中に直接埋め込み可能で、無線通信と合わせることにより、土壌をリアルタイムでモニタリングすることが可能なため、農産物の生産性向上や、防災対策などの社会インフラ監視でも貢献が見込まれる。足もとはTPP大筋合意に伴い、成長戦略の一環を担う農業分野での普及が期待されそうだ。

■損保JPNK <8630>  3,596円  +67 円 (+1.9%)  本日終値
 2日、損保JPNK <8630> が経営不振のワタミ <7522> から介護事業を買収することで合意したと発表したことが買い材料。報道が先行していたが、会社側から正式に発表された。ワタミが運営する「ワタミの介護」の全株式を210億円で取得し、12月1日付での完全子会社化を目指す。同社はこれまで介護中堅のシダー(非上場)のグループ会社化や3月のメッセージ <2400> [JQ]との資本・業務提携を通じて、介護サービス事業に係るノウハウを蓄積してきた。今回、「ワタミの介護」を買収することで、介護サービス事業の運営に本格的に参入することになる。発表を受けて、介護事業への本格進出による収益基盤の拡大に期待する買いが向かった。

■ANAホールディングス <9202>  348円  +6.2 円 (+1.8%)  本日終値
 ANAホールディングス<9202>が4日続伸。岡三証券が2日付でレーティング「強気」継続、目標株価を465円から470円へ引き上げた。第2四半期累計(4~9月)の連結業績は、旅客収入が国内線、国際線ともに堅調に推移したことなどにより計画を上振れて推移したと指摘、今16年3月期通期連結営業利益で会社側計画の1150億円(前期実績915億4100万円)に対して同証券では従来予想の1370億円から1380億円へ、来期予想を1430億円から1450億円へ引き上げている。

●ストップ高銘柄
 アイサンテクノロジー <4667>  2,002円  +400 円 (+25.0%) ストップ高   本日終値
 GMOペパボ <3633>  3,990円  +700 円 (+21.3%) ストップ高   本日終値
 ファーストロジック <6037>  2,852円  +500 円 (+21.3%) ストップ高   本日終値
 キャンバス <4575>  858円  +150 円 (+21.2%) ストップ高   本日終値
 ベステラ <1433>  9,620円  +1,500 円 (+18.5%) ストップ高   本日終値
 など、8銘柄

●ストップ安銘柄
 第一中央汽船 <9132>  1円  0 円 (0.0%) ストップ安   本日終値

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