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【材料】ケイヒンが買われる、TPP合意で物流需要活性化と含み資産株の側面も注目

 ケイヒン<9312>が買われ、前日比7.2%高となる193円まで上値を伸ばしてきた。米アトランタで開かれていたTPP交渉では参加12カ国が大筋で合意に達し、今後は米国をはじめ参加各国からの輸入が活発化する見通しとなった。倉庫セクターにとっては物流需要の高まりから収益機会の拡大を意味する。同社は東京港区に本社を構える老舗の倉庫株であり、今期1円増配の年5円配を計画するなか、PBR0.8倍台と実態面の評価不足が際立つ。東京五輪を控え首都圏の不動産市況が上昇傾向にあるなかで、含み資産株としての側面も株価上昇の拠りどころとなっている。

ケイヒンの株価は13時21分現在193円(△13円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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