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【材料】ソフトバンクが活況裏に急反発、米利上げ遠のきアリババ株反騰も追い風に

 ソフトバンクグループ<9984>が商いを伴い急反発、6000円台復帰が目前だ。売買代金はトップのトヨタ自動車<7203>に次ぎ、東証1部第2位となっている。ここ全般軟調な相場を象徴するように調整色の強い展開を強いられ9月末には5370円の年初来安値に売られていた。「売りの背景には、米利上げ接近で金利負担増に対する懸念に加え、アリババ株の下落による含み資産減少が嫌気されていた。しかし、直近は米雇用統計を受けて年内の金利引き上げが困難との見方が出ていることや、アリババ株も戻り足に転じていることで2つの歯車がプラス方向に回転している」(国内ネット証券大手)という。時価はマドを開けて5日移動平均線から上に放れ、6300円(=2日)に位置する25日移動平均線とのマイナスカイ離を急速に詰めている状況にある。

ソフトバンクの株価は12時49分現在5925円(△300円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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