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【通貨】東京為替:ドル120円挟み、株高でもリスク選好につながらず


5日午前の東京外為市場で、ドル・円は120円を挟んだ値動きとなった。


前週末のドル・円は、想定外の低調となった米雇用統計を受け、一時118円68銭まで売り込まれたが、米国株の上昇を受け、120円付近に値を戻した。週明け東京市場でも120円付近で推移している。


日経平均株価は前週末比200円超高となっているが、中国や米国経済の先行き不透明感から、ドル・円にリスク選好の動きは観測されていないもよう。


ただ、ランチタイムの日経平均先物は300円超高と堅調地合いとなっている。また、市場参加者の間で、日銀による10月追加緩和の思惑から個人や短期筋などのドル売りは想定しにくいことから、午後の取引でドル・円はやや買いが入りやすいと予想する。


一方、ユーロ・ドルは1.1206ドルから1.1247ドルまで、ユーロ・円は134円42銭から134円84銭まで上昇し、ともに堅調な値動きを示した。

【要人発言】
・世界銀行
「2015年の中国成長予想を6.9%に下方修正」

【経済指標】
・豪・9月TDセキュリティーズインフレ:+0.3%(8月:前月比+0.1%)
・8月毎月勤労統計:前年比+0.5%(予想+0.6%、前回+0.9%←+0.6%)

《TY》

 提供:フィスコ

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