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【通貨】外為サマリー:1ドル120円00銭台で一進一退、米雇用統計は予想下回る

 5日の東京外国為替市場のドル円相場は一進一退、午前10時10分過ぎ時点で1ドル=119円97銭前後と前週末に比べ10銭前後のドル安・円高で推移。120円ラインを挟んだもみ合いが続いている。
 市場の関心を集めた米9月雇用統計は非農業部門雇用者数が14万2000人増と市場予想(20万1000人増)を下回った。失業率は5.1%と市場予想と同水準だったが、非農業部門雇用者数は7、8月分も下方修正されたこともあり、米利上げ観測が後退した。この発表を受けた2日のニューヨーク市場では一時118円60銭台までドル安が進行したが、NYダウの上昇もあり一時120円10銭台まで買われる場面があった。
 週明けの東京市場は120円ラインを挟んだ往来相場となっている。今週は6~7日に日銀金融政策決定会合がある。また今晩は米9月ISM非製造業景況指数が発表され、その結果も市場の関心を集めている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1220ドル前後と前週末に比べ0.0060ドル前後の上昇。対円では1ユーロ=134円60銭台と同60銭前後のユーロ高となっている。




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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