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【材料】岡野バルブの第3四半期、利益率の高い取替部品の販売増加や売上原価率改善で計画通りの利益確保

 岡野バルブ製造<6492>は2日引け後、15年11月期第3四半期(14年12月~15年8月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比0.3%増の47億3100万円、営業損益は7900万円の黒字(前年同期は9200万円の赤字)で着地した。
 メンテナンス事業で、売り上げを予定していた浜岡原子力発電所の水没弁点検工事が先送りとなったほか、そのほかの火力発電所向け工事や復興関連工事も小規模な案件に終始したため、売上高は引き続き低調に推移した。損益面では、メンテナンス事業で例年夏季に生じる工事端境期の影響を受けたものの、バルブ事業で製造コスト低減に努めたほか、利益率の高い取替部品の販売増加により売上原価率が改善されたことから、計画通りの利益を確保したとしている。
《MK》

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