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【通貨】外為サマリー:1ドル120円前後で一進一退、米雇用統計前に手控え感

 2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=120円00銭前後でのもみ合い状態が続いた。 
 ドル円相場は午後1時30分過ぎに119円90銭前後に値を下げる場面があったが、下値には買いが流入し、119円90~120円00銭前後での一進一退が続いた。今晩の米雇用統計の発表を前に手控え感は強く、積極的にポジションを傾ける動きは控えられている。市場では、非農業部門雇用者数は20万1000人増、失業率は5.1%との見方が出ている。今月27~28日に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げの可能性があるかが注目点。強めの数字が出た場合、10月利上げが取り沙汰される可能性もありそうだ。
 また、来週は日銀が6~7日に金融政策決定会合を開く。市場には追加緩和期待も強まっており、日米の中央銀行の政策動向への関心が強い。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1180ドル前後、対円では1ユーロ=134円20銭前後で推移している。






出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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