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【市況】日経平均は小幅に3日続伸、米雇用統計控え前日終値挟んだもみ合い/相場概況


日経平均は小幅に3日続伸。1日の米国市場は週末の雇用統計発表を前にまちまちの動きとなったが、日経平均は直近2日で800円近く上昇したことに対する利益確定の動きが先行し、158円安からスタートした。積極的な売買を手控えるムードが強く、売りが先行した後は下げ渋り、前場は17600円台でのもみ合いが続いた。前引けにかけて先物に買戻しが入ると、日経平均はプラスへと切り返し、後場の寄り付き後に一時53円高まで上げ幅を広げたが、その後再度マイナスに転じるなど前日終値を挟んだもみ合いとなった。

大引けの日経平均は前日比2.71円高の17725.13円となった。東証1部の売買高は18億8680万株、売買代金は2兆712億円だった。業種別では、ゴム製品、パルプ・紙、輸送用機器が上昇率上位だった。一方、水産・農林業、医薬品、不動産業が下落率上位だった。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、JT<2914>、ホンダ<7267>、富士重<7270>などが堅調。ソニー<6758>やアルプス<6770>が3%高となったほか、日東電<6988>が5%超、シマノ<7309>が6%超の上昇に。また、ソースネクスト<4344>、パスコ<9232>、ディップ<2379>などが東証1部上昇率上位となった。一方、ソフトバンクグ<9984>、みずほ<8411>、東電力<9501>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>などが軟調。NTT<9432>やキーエンス<6861>は3%近い下落に。また、ナガイレーベ<7447>、富士急<9010>、ゴールドクレ<8871>などが東証1部下落率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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