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【材料】ヤマハ発が切り返す、国内大手はインドネシア販売予想など下方修正も「オーバーウエイト」継続

 ヤマハ発動機<7272>が3日ぶりに反落。朝方は前日比78円(3.1%)安の2450円まで売られる場面があったものの下げ渋り、後場に入りプラスに浮上する場面も見られている。
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、為替前提変更に加えインドネシア販売予想を下方修正するなどし、同社に対する業績予想を小幅に下方修正、目標株価を3370円から3300円へ若干引き下げている。ただ、国内での事業部をまたいだ工場再編や二輪車事業のプラットフォーム戦略の推進など、構造改革の効果が顕在化してきたと指摘。これに加え、米ドルに対する円安や先進国のマリン(船外機)を中心とした需要回復で、15年12月期はインドネシアの悪化を吸収して8期ぶりの最高利益更新を予想している。レーティングは「オーバーウエイト」を継続している。
《MK》

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