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【市況】雇用統計への警戒感は限られ、日銀の緩和期待が先高感に/後場の投資戦略


日経平均 : 17725.98 (+3.56)
TOPIX  : 1442.45 (-0.29)

[後場の投資戦略]

 日経平均は利食いが先行したものの、5日線を支持線とした底堅い値動きをみせている。ボリンジャーバンドでは-1σと中心値(25日)とのレンジ内で推移しており、方向性としては中心値を意識したスタンスになろう。
 米国の雇用統計を控えているため大きなトレンドは出難い状況である。ただし、米国の12月利上げがコンセンサスとなるなか、雇用統計への警戒感はそれ程強くないだろう。また、国内では日銀の追加緩和期待から下を売り込む流れにはなりづらく、売られ過ぎているセクターや銘柄へのリバウンドを意識した押し目拾いの動きが続きそうだ。(村瀬智一)
《NH》

 提供:フィスコ

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