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【市況】東京株式(前引け)=前場引け際に切り返しプラス圏に浮上

 2日前場の東京株式市場は、前日までの2日間で日経平均株価が791円の大幅上昇をみせたことに、週末控えのポジション調整の利益確定の流れも加わって、売り先行のスタートとなった。米9月の雇用統計の発表が目前に迫っていることもあり、様子見気分が強まり、一時前日比184円安まで売り込まれる場面もあった。
 ところが、午前10時半過ぎから売りに一巡感が出て急速に下落幅を縮小する推移となり、前場引けでは小幅ながら前日比プラス圏に浮上した。
 前場引けの日経平均株価は、前日比3円高の1万7725円と小幅続伸。東証1部の売買高概算は10億238万株、売買代金概算は1兆328億3100万円。値上がり銘柄数は803、対して値下がり銘柄数は965、変わらずは125銘柄だった。
  個別では、ソースネクスト<4344>がストップ高まで買われ、Uアローズ<7606>、ディスコ<6146>、航空電子<6807>も大幅高。トヨタ<7203>、ソニー<6758>、日東電工<6988>、シマノ<7309>、住友大阪<5232>も堅調な推移となっている。半面、ソフトバンク<9984>、不二越<6474>、シスメックス<6869>、NTT<9432>は売られている。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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